農村計画、都市計画、地球環境、原発災害、公害(水俣・・・)、自然災害、地域づくり、環境哲学に関する論文、情報を発信します。

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NEWS

2024.05.01
飯舘村で稼働される、放射性物質を含む木材を燃料とするバイオマス発電所の問題を4月25日にオンラインにおいて、国会議員団の「原発ゼロ・再エネ100の会」による、発電事業者(東京電力等)との質疑応答で私たちが用いた資料です。この発電所に対処するための法的根拠がないことが大きな問題であり、労働被ばく及び周囲の環境汚染が心配される状況です。
2024.04.28
27日の水俣市民と行った水俣遺産サミットが新聞記事になっています。
2024.04.28
4月27日、水俣市の公民館ホールで「水俣の歴史遺構(跡)を残す会」主催の「水俣遺産サミット」に参加し、チッソ工場は江戸期からの開発された埋立塩田跡に開発されたこと、百間排水口は、塩田の海水を取り入れる樋門であった等の350年に渡る近世から近代にいたる歴史的遺構について講演をした。ワークショップも開催され、胎児性患者の皆さんも含め80人近い市民が参加。水俣は久木野の山間部から不知火海に至る山から里・浜を抱える典型的な生活圏域・流域であり、今後の小流域再生をテーマに山・里・街・浜のバイオリージョン的再生・活性化のデザインが描けると確信した。
2024.04.23
22日に飯舘村の宅地周囲の放射能測定と、養蜂箱の設置(蜂による放射能汚染調査)を飯舘村にしてきました。結果は8月頃です。飯舘村の中央公民館で、懐かしい飯舘村民の人たちと会いました。「健やかに暮らせるいいたて会」という組織が立ち上がったようです。厳しい環境下での村民たちの動きです。内部被ばくのチェックも含めて、より慎重で科学的な活動につながっていけば良いと思います。
2024.04.23
能登半島地震緊急アピール呼びかけ人の会議、4月16日議事録。多様な呼びかけ人の避難生活、復興のあり方についての意見が収録されています。賛同者は、145名です。
2024.04.19
能登半島地震からの復興について提案、資料を更新しました。
2024.04.14
4月27日午後、水俣市に行って、「水俣遺産サミット」に参加して、水俣の江戸期からの塩田文化、樋門文化、石橋文化とその後の近代産業化でのチッソによる百間排水口の問題等について講演をする予定です。関連資料は、本HPの公害関連ボックスにあります。
2024.04.11
能登半島地震からの復旧に関する緊急アピール文、資料、賛同申し込み先のWEBはここをクリックしてください。賛同者は145です。緊急アピール「被災者主体の復興の道をめざして」への賛同呼びかけを,4月10日に一旦集約し,本日午前に,岸田総理,馳石川県知事,国政政党(自由民主党,立憲民主党,日本維新の会,公明党,日本共産党,国民民主党,れいわ新選組,社会民主党)に送付されました。
2024.04.06
能登半島地震からの復興に関しての提案としてV2を作成しました。ご覧ください。
2024.04.04
能登半島地震の復興に関して、有志が、緊急アピール「被災者主体の復興の道をめざして」を発出しました。私も緊急アピールの呼びかけ人になっています。  アピール本文,アピールが批判の対象としてる国交省計画策定支援スキーム図,及び内閣府・内閣官房による復興まちづくりの検討に当たっての基本的考え方(令和6年2月22日「復興まちづくりに当たっての参考資料~令和6年能登半島地震からの被災地再生へのみちしるべ~」より抜粋)を添付しています。ご覧いただき、賛同していただければ幸いです。  ご賛同くださる方は,事務局・遠州の個人メールアドレス(mimi_enshu@mac.com)宛に,ご氏名,ご所属・肩書等,ご連絡方法を明記の上,お知らせください。 今後4月10日を目処に第一次の賛同者リストを添えて,政府(内閣総理大臣),石川県(石川県知事),国政政党宛,然るべき方法にて送付いたします。その後も,特段の情勢の変化がなければ,少なくとも4月末日まで賛同呼びかけを継続します。 呼びかけ人(50音順) 阿部重憲(新建築家技術者集団宮城支部) 糸長浩司(元日本大学教授/NPOエコロジーアーキスケープ理事長) 遠州尋美(みやぎ震災復興研究センター事務局長)(本アピール事務局・問い合わせ先) 岡田知弘(京都大学名誉教授) 小川静治(東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター事務局長) 窪田亜矢(東北大学大学院教授) 塩崎賢明(神戸大学名誉教授・みやぎ震災復興研究センター顧問/兵庫県震災復興研究センター共同代表) 鈴木 浩(福島大学名誉教授/元福島県復興ビジョン検討委員会座長) 田中純一(北陸学院大学教授) 田中正人(追手門学院大学教授) 高林秀明(熊本学園大学教授) 千代崎一夫(全国災対連世話人/住まいとまちづくりコープ代表) 出口俊一(兵庫県震災復興研究センター事務局長) 寺西俊一(一橋大学名誉教授) 長谷川公一(尚絅学院大学特任教授・みやぎ震災復興研究センター副代表) 増田 聡(帝京大学教授/東北大学大学院教授) 丸谷博男 (新建築家技術者集団能登半島地震復興支援本部長) 村井雅清(被災地NGO恊働センター顧問)
2024.04.01
能登半島地震から3か月。今後の復興の課題やありかたについて、現代総有研究所のzoom会議に参加した。その際に研究所としての提言を出す方向となり、私の提言案を作成してみた。参考資料も含めて、見ていただければと思う。
2024.03.26
本日、福島市内で飯舘村民の皆さんに調査報告をする。2023年度の調査では飯舘村内で生活する(2地域居住も含めて)ことでの外部・内部被ばくのリスクのあることを具体的な調査結果で提示した。1960年代の大気圏核実験の時のような大気・土壌汚染が今後も継続するという東京電力福島第一原発事故の長期的な課題があるということを、国民全体、政府もしっかりと自覚することが求められているといえる。
2024.03.26
能登半島地震に関する色々なZOOM会議・シンポに参加している。東日本大震災での創造的復興という名の下での巨大復興、開発型復興、復興ショックドクトリンにならないことを祈る。そのためには、東日本大震災での地域住民と支援者による「手づくり型復興」の事例に学び、交流を深めることを痛感している。能登半島は都市ではなく、農山漁村地域であることも忘れてはならない。都市の復興ではなく、農村の持続的な地域づくりの支援を大切にしていってほしい。私がかかわった東日本大震災での大船渡市碁石地区の復興のストーリーは参考になると思います。
2024.03.22
判決への怒り  本日、水俣病の集団訴訟熊本地裁判決が出た。昨年の9月大阪地裁判決は原告128人全員を水俣病と認め275万円/人の賠償命じる。しかし、今日の熊本地裁判決は逆であり、原告144人の請求棄却。不知火海全域及び内陸部の水俣病患者の救済の道が再度閉ざされてはならない。疫学的立証が大阪地裁で認められたこととの真逆の結審。水俣病の原因と被害者の見えない拡大、水銀による環境の長期的汚染のリスク、水俣湾に埋め立てられた水銀の永続的な管理は不可能だとすれば、抽出し安全な管理フィールドは必要。原発事故により拡散した放射性物質の永続的管理と同様。水銀には半減期がないことがより深刻。頻発する地震(熊本地震の再来の心配)による埋立水銀の永続的安定性は確保不能と推察すれば、より抜本的な対策が必要となっている。長期的未来世代への責任は現在から未来世代の責任でもある。
2024.03.16
山形県飯豊町でのいいで農村未来研究所の理事会・運営委員会に行く。今年は暖冬で雪が少ない。2022豪雨災害調査の継続として、被災した地区の住民たちとの地域防災土地利用管理計画づくりを2024年度から研究として進めることについての打ち合わせを地元とする。森林~河川~農地~住宅の一連の防災土地利用管理と快適環境づくりを連動したアウトプットを住民とともに求めていきたい。
2024.03.12
今国会での制定が予定されている農村地域でのネイチャーポジティブに関する主体育成に関する法律です。環境省・農水省・国交省が主務大臣です。環境省の自然共生サイトにも深く関係するものであり、OECMの促進、30by30、そしてNbS、EbAに関係します。 「地域における生物の多様性の増進のための活動の促進等に関する法律案の閣議決定」、自然災害、自然再生、EbA等の減災・自然共生・地域維持再生を担う本格的な地域主体の育成になっていくことを期待したいところです。
2024.03.10
国際地質科学連合第四紀層序学に関する国際小委員会(SQS)は人新世宣言を12:4で否決した。しかし、何も問題は解決していない事実がある。異常気候、生物多様性の危機、環境汚染、放射能汚染、戦争と飢餓、不平等社会の現実がある。「自然科学的定義」=「自然科学的言説」の限定性を認識し、総合叡智を集め、変革の途を切り開くことに代わりにない。自然科学的言説の限界性・限定性は2011.3.11の地震・津波・原発事故により我々は身に染みて実感していたのではないか。
2024.03.09
水俣病関連遺跡に関係する、「水俣 塩田・塘・樋門 350年の歴史」に関する資料を公害(水俣病)のボックスに収納しました。350年の歴史で水俣病関連遺跡を考えたいと思います。
2024.03.08
『福島復興の視点・論点』共著の「第8章放射能汚染長期化と復興核災害リスクを飯舘村支援研究から考える――廃炉事業と復興事業の同場同時の矛盾[糸長浩司]」を執筆しました。13年経過しても厳しい状況の続く原発長期災害について詳しいデータも入れて書いてあります。是非ご覧ください。
2024.03.07
対馬市長選で、比田勝尚喜さん当選、1万3306票。核ごみ受け入れに反対の市長継続で一安心。対馬応援団として喜び一杯。ツシマヤマネコ共生米づくりへの支援を求めます。本HPにリンクあります。
2024.03.07
「神宮外苑地区再開発の再考を願う建築・造園・都市計画・環境の専門家有志」のHPを立ち上げました。本HPのトップページにリンクあり。
2024.03.07
能登半島地震での朝市地区の火災跡地の復興の方向=消失エリアを超えて、周囲の緑地、公園、森をつなぐグリーンロード・スペースのグリーンネットワーク構築と合わせた復興住宅地デザインとその事業的展開が求められると痛感した。本日の日本建築学会農村計画委員会の能登半島地震での広井悠先生の発表に刺激されて。
2024.03.07
水俣市水俣病関連遺跡の研究を遂行。不知火海と干拓、入り浜式塩田、塘、樋門の関連の追求。江戸期の樋門は海の幸を取り入れ(満水時に潮を取り込み塩をつくる)、明治期以後の近代化は、陸の汚水を海に出す(陸の汚れを海に捨てる)樋門へと役割の転換が起こったことを認識。関連は公害ボックスの水俣資料へ
2024.02.07
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